老舗「公園号酸梅湯」、両脇も市定古跡に 日本統治時代から残る建物/台湾

2022/06/27 19:21
「公園号酸梅湯」が入居する衡陽路2号と、その両脇の衡陽路4号と懐寧街96、98号の建物(台北市文化局提供)
「公園号酸梅湯」が入居する衡陽路2号と、その両脇の衡陽路4号と懐寧街96、98号の建物(台北市文化局提供)

(台北中央社)市定古跡に登録されている台北市中正区衡陽路2号の建物に関連して、同市文化資産審議会は27日、壁続きとなっている両脇の建物も同じく日本統治時代から存在しているとして市の古跡に指定すると決めた。一連の建物として完全な状態で残し、景観を保存する。

市定古跡への登録が決まったのは、二二八和平公園のそばのT字路に面する角地の建物。衡陽路2号の建物には老舗店「公園号酸梅湯」が入居する。丘如華・文資委員によると、日本統治時代は「升川洋服店」「永井商店」「永田歯科医院」などとして使用されており、戦後はそれぞれ別の店となった。加工した梅の実などの生薬を煮込んだ「酸梅湯」を販売する公園号酸梅湯は、創業60年以上の老舗として親しまれている。

丘氏は、建物のデザインからこれらはひと続きの建物として建てられたと推定できると指摘。同市政府文化局の調査によれば、建物はいずれも日本統治時代に辰馬家が設立した「辰馬商会」が所有していたとみられる。

同局文化資産科の頼郁雯科長は、今後は建物に関する調査を進め、修復・再利用について検討していく方針を示した。

(陳昱婷/編集:楊千慧)

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