(基隆中央社)北部・基隆市政府は、忠三橋の架け替え工事現場で見つかった日本統治時代に建設されたとみられる石垣について、新しい橋に小窓を設置し、観賞できるようにする意向を示したことが24日までに分かった。10月末までに完成する予定だとしている。
忠三橋の下を流れる旭川河は日本統治時代の1912年に完成した運河。市工務処養護工程科の簡翊哲科長は25日、中央社の取材に、適切な位置に小窓を設置し、市民が石垣を上から眺められるようにすると語った。
24日に現地を視察した鄭文婷市議はフェイスブックを更新し、多くの人が石垣に親しめる小窓の設置を決めた工務処に感謝を表明。カメラや照明器具を設置してインターネットで映像を公開すれば、石垣や基隆人の日常生活への理解を深められると期待を寄せた。