(嘉義中央社)台湾の伝統的人形劇、ポテヒ(布袋戯)の劇団「三昧堂創意木偶団隊」の特別展が、6日から南部・嘉義県の嘉芸点水道頭文創聚落で開催される。人形の展示の他、映画制作のワークショップが開かれ、無料で人形操作や撮影、せりふの朗読体験などが可能だ。
翁章梁(おうしょうりょう)県長は4日に発表された県の報道資料を通じて、嘉義で設立された三昧堂はこれまでに200体以上の人形を作り、ポテヒ芸術と文化の普及に取り組んでいると強調。アジアや欧州各地で文化交流を行っているとし、ミュージカルや映画、今回の特別展を通じてポテヒの美しさや可能性を伝えていると語った。
三昧堂の厳仁鴻ディレクターは、ワークショップについて、脚本作りからセット設営、編集なども学べるとアピール。精巧で美しい人形や映像作品も楽しめると来訪を呼び掛けた。
6月26日まで。ワークショップは期間中の毎週土・日曜に開催される。