(台北中央社)3日午前7時58分ごろに起きた東部海域を震源とするマグニチュード(M)7.2の地震を巡り、中国で対台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室(国台弁)は、朱鳳蓮報道官名義でお見舞いの談話を発表し、災害救助に協力したい意向を示した。これに対し、台湾で対中政策を担う大陸委員会は、中国側の関心に感謝するとした上で、支援を受けるニーズはないと回答した。
今回の地震では東部・花蓮県で最大震度6強を観測。同日午後4時半までの統計によれば、落石に当たるなどして9人が死亡、821人がけがをした。
(李雅雯/編集:齊藤啓介)