日本の音楽ユニット「給食当番」がこのほど、台湾から日本に対する応援に感謝する気持ちを込めた新曲「友情のホタテ」を発表した。
作曲家のサワグチカズヒコさんが代表を務める給食当番。「日台友好」をテーマの一つに掲げており、2021年には、中国が台湾からのパイナップルの輸入を停止したのを受け、台湾産パインや台湾の魅力を伝える楽曲「台湾パイナップルのうた」を制作していた。
日中関係の緊張が高まる中、中国は今月19日、日本産水産物の輸入を事実上停止。日本への支援を表明する声が台湾の政界から上がり、 頼清徳(らいせいとく)総統は20日、X(旧ツイッター)に「鹿児島産のブリと北海道産のホタテ」を笑顔で味わう写真を投稿した。
「ライラライ、ラライ、友情のホタテ」というフレーズから始まる同ユニットの新曲。終盤には「共に強い絆、固く育ててゆこう」「笑顔つないで未来へ続くよ」と日台間の友情をメロディーに乗せ、「ありがとう台湾」と締めくくっている。
(編集:楊千慧)

