南部・高雄市内の広場で15日と16日、台湾風唐揚げとも呼ばれるソウルフード「鹹酥鶏」 のフェスティバルが開かれた。主催した市政府観光局によれば、台湾全土から65の業者や有名店が集い、2日間で12万人超が詰めかけた。
イベントは今年で5回目を迎えた。メインである鹹酥鶏に加え、今年はドリンク店も多数参戦。同局の高閔琳局長は、揚げ物とドリンクのさまざまな味を掛け合わせて、「最も悪魔的な組み合わせ」を楽しんでほしいとの考えから企画したと話した。
陳其邁(ちんきまい)市長は、鹹酥鶏は台湾の夜市文化の魂であり、庶民グルメの代表だと言及。屋台の伝統的な味から新世代の独創的な調理法を使った美食に進化していると紹介した。
同局によると、日本や韓国、マレーシアなど海外からの観光客も訪れ、前年を上回る盛況ぶりとなった。


