(台北中央社)俳優の妻夫木聡が16日、台北市内で「台北金馬映画祭」の関連イベントに登場した。多忙なスケジュールの中で参加を決めた理由を問われると「台湾が大好きだから」と即答。集まった人々からは歓声が上がった。
映画祭では妻夫木が主演を務める「宝島」が上映された。舞台あいさつの他、映画館外の広場でもイベントが行われ、妻夫木と大友啓史監督が出席した。
昨年から交通部観光署(観光庁)の日本市場向け観光アンバサダーを務めている妻夫木。台湾に来るのは家に帰ってくるような感覚で、今回はパスポートを忘れそうになったと茶目っ気たっぷりに語った。
日本ではドラマの撮影中だとした上で、無理を言ってスケジュールを空けてもらい、台湾に来たと明かした。
また、今回の訪台で特に食べたいものを問われると、すでに行きつけのレストランに行って大好きなエビをたらふく食べたと回答。大友監督に「おいしかったですね」と語りかけ、最後には中国語で「吃飽了」(お腹一杯になった)と笑った。
