(台北中央社)台湾プロ野球の富邦ガーディアンズは14日、来季のコーチ陣に日本人3人が新たに加わることを発表した。
中日の森野将彦・前打撃作戦コーチ、2021年まで楽天で内野守備コーチなどを務めていた酒井忠晴氏、08年の現役引退後、ソフトバンクで甲斐拓也を育てた的山哲也氏の3人。役職は後日公表されるという。
元阪神の林威助副GM(編成担当)は、日本球界で長いキャリアと豊富な指導経験を持つ3氏が選手の成長を後押し、台湾のコーチスタッフと交流を深めることに期待を寄せた。
SNS(交流サイト)上ではファンの反応がいい。球団のインスタグラムの関連投稿には6時間で4500件以上のいいねが集まった他、「ナイス!」「威助さんに少し時間を与えよう。きっとチームを優勝させると信じる」などのコメントが寄せられた。
富邦は今季、22、23年に続き最下位に沈んだ。チーム再建に向け、6日には2軍監督と野手総合コーチを兼任した後藤光尊氏(元オリックス)の1軍監督就任が発表されたばかりだった。