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台湾あれこれ/ベルリンフィル台湾公演 ホール外での同時放映に数千人 

2025/11/16 18:36
国家音楽ホールの前に集まった人々=中央社記者呉家昇撮影
国家音楽ホールの前に集まった人々=中央社記者呉家昇撮影

ドイツのベルリン・フィルハーモニー交響楽団が11日から13日にかけ、台北市の国家音楽ホールで台湾公演を行った。最終日にはホール前の広場で行われた演奏の同時放映には数千人が集まり、世界トップレベルの演奏に耳を傾けた。

コンサートはシューマンの「マンフレッド」序曲で幕開け。ワーグナーの「ジークフリート牧歌」を演奏した後、後半にはベルリンフィルの十八番ともいわれるブラームスの「交響曲第1番」を披露した。

指揮者のキリル・ペトレンコさん(前列左)=中央社記者呉家昇撮影
指揮者のキリル・ペトレンコさん(前列左)=中央社記者呉家昇撮影

終演後には多くの団員が広場の特設ステージに出て、聴衆にあいさつした。首席指揮者のキリル・ペトレンコさんも登場し、「雨にもかかわらず聞いてくれた皆さんこそが、私たちがここにいる意義です」と感謝を伝えた。

ペトレンコさんが人々の前で話すことは少ないが、この日は台湾の音楽ファンの熱意に動かされたよう。手を振ったり、マイクを持って聴衆に「風邪を引かないように」と伝えるなどしていた。

蔣万安(しょうばんあん)台北市長からペトレンコさんに花束が贈られた。

(趙静瑜/編集:田中宏樹)

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