台湾とオーストラリアの第19回農業協力会議が19日、オーストラリア・ブリスベンで開催された。農業部(農業省)は、早ければ今年9月にも新たに台湾産グァバの輸出が可能になるとしている。
農業部国際事務司は、農業政策や商品の円滑な市場参入、気候変動に対応した農業技術交流などで交流したと説明。先住民族政策や農業用ドローン(無人機)やAI(人工知能)を活用した自動化などについても話し合ったとしている。
またティラピアやサバヒー、スズキなど台湾産養殖魚の輸出許可も維持された他、台農6号、7号ライチの輸出に関する話し合いについても進展が見られた。第1四半期(1~4月)には台湾で加工されたサケの販売も可能になる見通しだとしている。