(台北中央社)台北メトロ(MRT)と東京ドームは21日、台北市内で友好協定を締結した。今後は芸術文化、スポーツ、娯楽などでの協力促進を図る。締結式に立ち会った蒋万安(しょうばんあん)台北市長は、東京ドームの経営管理の経験に学び、双方の友好関係をさらに深めたいと語った。
台北メトロは鉄道の運行の他、台北アリーナや遊園地「台北市立児童新楽園」などのレジャー施設を運営している。同社の趙紹廉董事長(会長)は「東京ドームの卓越した経営力や豊富なマネジメント、イノベーションの経験は私たちが学ぶべき模範」と語った。
東京ドームの北原義一会長CEO(最高経営責任者)は、「さまざまな側面での相互交流を促進し、台湾の人々と日本の人々に喜んでもらえることを心から願っています」と語った。
蒋市長は台日友好関係をより強固にし、さらに多くの緊密な交流と協力が行われることに期待を寄せた。