(桃園中央社)北部・桃園市と観光分野での協力について協議するため、神戸観光局の職員が20日までに桃園市を訪問した。マラソン大会の相互送客などを今年の協力項目として話し合ったという。桃園市観光旅遊局が同日の報道資料で明らかにした。
市観光旅遊局は2023年6月に神戸観光局と観光交流促進に向けた覚書を締結。互いの市についての認知度向上などを図っている。神戸空港では18日、台湾からの直行便が就航した。
神戸側の一行は18日に台湾に到着し、同局と今年の協力に関して協議した。同局によれば、互いの都市で開かれるマラソン大会のPRやランナーの相互派遣、両市それぞれで開かれるランタン祭りへの相互出展などを進めていく方針だという。
一行は20日まで滞在し、古い町並みが残る大渓や台湾の祭りばやし、台湾式の茶文化などを体験した他、焼き小籠包や台湾式おにぎりなどの庶民的な朝食を味わった。市の観光名所では撮影も行い、神戸の人々に桃園の魅力や文化を映像で紹介するという。