旧暦1月15日の元宵節に合わせて開かれる恒例行事「台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)が今年は北部・桃園市内で開催される。桃園市政府観光旅遊局は4日、同フェスの開催を記念し、人気ゲーム「ポケットモンスター(ポケモン)」とコラボレーションしたミニランタンを配布すると発表した。今年の干支(えと)にちなみ、ヘビをモチーフにしたポケモン「ジャローダ」や旧暦新年の衣装をまとったピカチュウなどのイラストをあしらい、旧正月ムードを演出している。
同フェスは7日に桃園メトロ(MRT)桃園体育園区駅そばの「光の遊戯場」会場が開幕。元宵節当日の12日に同桃園高鉄駅そばのメイン会場が開幕する。いずれも23日まで。桃園市での開催は2016年以来9年ぶりとなる。
「光の遊戯場」会場の「池の都へようこそ」(光臨千塘国)エリアには、ピカチュウやカビゴンのランタンも登場する。
ポケモンランタンをもらうには、同市のスマートフォン向けアプリ「遊桃園」での会員登録が必要。7日から23日まで「池の都~」エリアでアプリを開くと、電子交換券を取得でき、毎日午後2時から会場で交換券と引き換えにポケモンランタンを受け取ることができる。配布は先着順で数量限定。