年に1度開催される夜のアートの祭典「台北白夜祭」(ニュイ・ブランシュ、白昼之夜)が、11月2日から3日にかけて台北市大安区で開かれる。市文化局の主催。9年目を迎える今年は「夜行性動物のパーティー」をテーマに、大安森林公園など区内各所で作品展示やパフォーマンス、映画の屋外上演などを行う。
ニュイ・ブランシュはフランス・パリ発祥。今回は本場パリのニュイ・ブランシュでアートディレクターを務めたキティ・ハールツさんをゲストキュレーターとして招く。ハールツさんが手がける「動物大パレード」では、大安森林公園に20体の「雪男」が登場。来場者にはフクロウのお面が配布され、一緒に参加できるという。
昨年まではオールナイトで朝まで開催されていたが、今年は公園の動植物や近隣住民への影響を配慮し、午前2時までとされた。