茶の産地として有名な北部・新北市の坪林区公所(役所)は18日、区内の古い街並みが広がる坪林老街で休日限定の歩行者天国を22日から試験的に行うと発表した。食べ物や地元農家による生産物などを販売するマーケットも併せて開催される。
周慶珍区長は中央社の取材に対し、坪林は自然が豊かで外国人も観光に訪れていると説明。老街には代々続く商店や歴史ある石造りの建物が多くあるとし、より多くの人に坪林の昔ながらの風情や歴史文化を味わってもらうため、老街の店に声をかけて歩行者天国を試してみることにしたと話した。
市観光旅遊局によれば、老街にある店は現地で生産された茶葉を使った麺線(そうめん)やまんじゅう、ヌガーなどを販売。湧き水を使って作った豆腐も有名だという。
歩行者天国は毎週土・日曜と祝日の午前10時から午後6時まで。試行期間は半年間。