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圧勝作品がなかった今年の電視金鐘賞、台湾ドラマの多様化と底上げ示される<授賞式詳報>

2022/11/04 18:36
第57回ゴールデン・ベル・アワード(金鐘奨)メインビジュアル(三立テレビ提供)
第57回ゴールデン・ベル・アワード(金鐘奨)メインビジュアル(三立テレビ提供)

テレビ番組の祭典「第57回ゴールデン・ベル・アワード」(電視金鐘奨)の授賞式が21日と22日の両日、台北市の国父紀念館で開かれた。今年は初めて番組部門とテレビドラマ部門が日程を分けて行われた。本記事では22日に開催されたテレビドラマ部門の授賞式について詳報する。

ドラマ部門の最高賞とも言える連続ドラマ作品賞にノミネートされていたのは、第2次世界大戦後の台湾を舞台に繰り広げられる「茶葉商戦」を描いた「茶金 ゴールドリーフ」や歴史大作「斯卡羅」(SEQALU:Formosa 1867)、アラフォー女性の成長を描いた「おんなの幸せマニュアル2 俗女養成記2」、刑事サスペンス「追撃者 ~逆局~」、台北の日系ナイトクラブを舞台にしたサスペンス「華燈初上 -夜を生きる女たち-」の計5作品。毛色の異なる作品がしのぎを削った。

その中で、連続ドラマ作品賞を獲得したのは「斯卡羅」。未開の時代の台湾における異なるエスニックグループ間の衝突や調和を広い視野で表現し、CGシーンなど視覚面での完成度や美術、服装、道具面での高い再現度で台湾の映像スタイルにおいて新たな高みを示したと評価された。

「斯卡羅」劇中写真(公共テレビ提供)
「斯卡羅」劇中写真(公共テレビ提供)

同作は1867年に米国船の船員が台湾最南端・恒春半島で先住民に襲撃された「ローバー号」事件を題材に、台湾のエスニックグループの融合を描いた大作ドラマ。制作には2億台湾元(約8億円)が投じられた。医師で作家の陳耀昌さんが著した長編小説「フォルモサに咲く花」(傀儡花)を原作としている。台湾では昨年8月に放送開始され、話題を集めた。同作は連続ドラマ作品賞の他、新人俳優賞、照明賞、視覚効果賞の4冠に輝いた。

連続ドラマ作品賞の受賞トロフィーを掲げるツァオ・ルイユエン(曹瑞原)監督(台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影)
連続ドラマ作品賞の受賞トロフィーを掲げるツァオ・ルイユエン(曹瑞原)監督(台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影)

同作のツァオ・ルイユエン(曹瑞原)監督はプレスルームでのスピーチで、受賞は「意外」だと告白。今回はさまざまなジャンルの作品がノミネートされていたことに触れ、「審査員は(受賞作を)決めるのに苦労したことでしょう」と思いやった。また、他のノミネート作品は「ライバル」ではなく、「運命共同体」だと形容し、「台湾の(ドラマ)産業全体の質を引き上げ、前進させている」と台湾ドラマ界が一丸となって成長していくことに期待を寄せた。

同作のエグゼクティブプロデューサーを務めた公共テレビ(公視)のユー・ベイホア(於蓓華)は、同作の企画を進めていく上での最初の思いは「台湾の物語を取り戻す」ことだったと語り、今後も歴史ドラマにおいてさまざまな試みをしていきたいと意欲を示した。

「華燈初上 -夜を生きる女たち-」劇中写真(Netflix提供)
「華燈初上 -夜を生きる女たち-」劇中写真(Netflix提供)

審査主任委員のチェン・ホイリン(陳慧玲)は連続ドラマ部門の受賞結果について、ジャンルが多様で、審査員の好みが分かれたと説明。そのため、圧勝する作品がない結果となった。連続ドラマでは「斯卡羅」の4部門が最多。最多16ノミネートされていた「茶金」は2冠に終わった。裏を返せば、一つ一つの作品の質が向上し、台湾ドラマ全体のレベルの底上げがされていることを示す結果と言えるのではないだろうか。

一方、動画配信サービス「ネットフリックス」で全世界独占配信され、台湾で大きな話題を集めた「華燈初上」は、11ノミネートされていたが全て落選する残念な結果に終わった。

▽ 主演男優賞を獲得したのは台湾オペラ「歌仔戯」の男役 史上初めて女性が男優賞

連続ドラマ主演男優賞には、台湾オペラ(歌仔戯)作品「嘉慶君遊台湾」のチェン・ヤーラン(陳亜蘭)が選ばれた。ヤーランは女性だが、同作で男役を演じた。金鐘奨の応募は俳優の性別ではなく、役の性別に従って行われる。女性が男優賞を受賞するのは金鐘奨の歴史で初めて。台湾のエンタメ界でも前例がなく、歴史に新たな一ページを加えた。

連続ドラマ主演男優賞を受賞し、笑顔を見せるチェン・ヤーラン(陳亜蘭)=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影
連続ドラマ主演男優賞を受賞し、笑顔を見せるチェン・ヤーラン(陳亜蘭)=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影

もともとは受賞の可能性は低いと思っていたというヤーラン。自身の名前が呼ばれステージに立つと、目に涙をためながら「ありがとう」と感無量の表情で叫んだ。「女性が男優賞にノミネート」という異例の状況だったため、1日に7媒体もの取材を受けたこともあったと明かし、それは「さまざまなルートを通じて『歌仔戯』の3文字を見てもらいたかったから」と自身が40年にわたり身を捧げてきた歌仔戯への熱い思いを語った。

「嘉慶君遊台湾」のチェン・ヤーラン(陳亜蘭歌仔戯団提供)
「嘉慶君遊台湾」のチェン・ヤーラン(陳亜蘭歌仔戯団提供)

ヤーランの名前が呼ばれると、プレスルームではこの日一番の大きな歓声が上がった。ヤーランが授賞式でのスピーチを終えてプレスルームでフォトセッションを行った際には、カメラマンから「ヤーラン兄さん」と声をかけられる一幕もあり、笑いに包まれた。

ヤーランは、主演男優賞を女性に与えるのは「世界で誰もしないこと」だと話し、「時代の先端」だと金鐘奨をたたえた。

「嘉慶君遊台湾」はヤーランが出資して制作した作品。制作資金を得るため、ヤーランは3軒の不動産を売ったという。続編の制作にも動き出しており、クラウドファンディングで資金を集める予定だとしている。

▽ 主演女優賞受賞のシエ・インシュエン、NGワードポロリで話題さらう

この日、ある意味で一番の話題をさらったのが連続ドラマ主演女優賞を受賞したシエ・インシュエン(謝盈萱)。

受賞作品を勘違いしていたことに気付き、苦笑を浮かべるシエ・インシュエン(謝盈萱、右)と、受賞者が書かれた紙を客席に見せるプレゼンターのチョン・シンリン(鍾欣凌、中央)=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影
受賞作品を勘違いしていたことに気付き、苦笑を浮かべるシエ・インシュエン(謝盈萱、右)と、受賞者が書かれた紙を客席に見せるプレゼンターのチョン・シンリン(鍾欣凌、中央)=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影

「華燈初上」のルビー・リン(林心如)やシェリル・ヤン(楊謹華)、「国際橋牌社第2シーズン」のファン・チェンフェイ(范宸菲)の強豪3人を相手に、インシュエンは「四楼的天堂」と「おんなの幸せマニュアル2」の2作品で主演女優賞にダブルノミネートされており、「四楼的天堂」で栄誉を手にした。だが受賞スピーチでインシュエンは「おんなの~」の脚本家への感謝を述べ始め、その直後に間違いに気付いたインシュエンの口からは“Fワード”が飛び出した。このハプニングに会場では大きなどよめきが湧き上がった。

スピーチを終えてプレスルームにやって来たインシュエンはハプニングについて、「おんなの~」は多くの部門でノミネートされていたものの、受賞は少なかったため、同作で受賞したと勘違いしてしまったと告白。「四楼的~」の監督には謝罪したいと申し訳なさそうに話した。

授賞式を生中継した三立テレビと公共テレビでは、インシュエンのスピーチが瞬間最高視聴率の3.38%を叩き出した。

▽ 初の2日間開催 技術者に脚光当てるも時間超過に批判集まる

今年はテレビ番組部門とドラマ部門の2つの部門の授賞式が別々の日程に分けて開催された初めての年となった。2日間開催にしたのは、式典の時間配分の柔軟性を高めると同時に、技術賞を増やすのが狙い。ドラマ部門では新たに主題歌賞やドラマ音楽賞、スタイリング賞、視覚効果賞の4部門が加えられ、技術人材を重視する姿勢が示された。またアウト・オブ・コンペティションとして、視聴者投票によって選ぶ「人気ドラマ賞」と「人気バラエティー番組賞」の2つの賞も新設された。

例年は多くの賞を一度に発表することもあり、式典終了時間が予定より大幅に遅れる問題も生じていたが、今回は授賞式が2日間になったことから、時間通りに終了することが期待されていた。しかし蓋を開けてみれば、今年も時間の大幅な超過が発生。ドラマ部門の授賞式では、司会者が連続ドラマ主演男優賞の紹介のために用意していた5分間のスピーチを丸ごとカットするという出来事もあった。そのため式典終了後には、時間超過について批判の声が上がった。

李永得(りえいとく)文化部長(文化相)は10月24日、来年も引き続き2日間の日程で授賞式を行う考えを示しつつ、金鐘奨を主催する文化部(文化省)として引き続き外部から意見を集めて改善を図ると述べた。

▽受賞者一覧

下記では受賞者・作品をまとめて紹介する。

【連続ドラマ作品賞(戲劇節目獎)】
「斯卡羅」(SEQALU:Formosa 1867)

【連続ドラマ番組監督賞(戲劇節目導演獎)】
デヴィッド・チュアン(荘絢維)、チェン・グアンジョン(陳冠仲)「追撃者 ~逆局~」

【連続ドラマ脚本賞(戲劇節目編劇獎)】
イェン・イーウェン(厳芸文)、ホアン・シンシュエン(黄馨萱)、ファン・チーチー(范芷綺)「おんなの幸せマニュアル2 俗女養成記2」

【連続ドラマ主演男優賞(戲劇節目男主角獎)】
チェン・ヤーラン(陳亞蘭)「嘉慶君遊台湾」

【連続ドラマ主演女優賞(戲劇節目女主角獎)】
シエ・インシュエン(謝盈萱)「四楼的天堂」

【連続ドラマ助演男優賞(戲劇節目男配角獎)】
リー・ミンシュン(李銘順)「追撃者 ~逆局~」

【連続ドラマ助演女優賞(戲劇節目女配角獎)】
リー・シン(李杏)「茶金 ゴールドリーフ」

涙を浮かべながらスピーチしたリー・シン。「この産業に少しの力を与えてもらえれば」とドラマ産業への応援を力強く呼び掛けた(台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影)
涙を浮かべながらスピーチしたリー・シン。「この産業に少しの力を与えてもらえれば」とドラマ産業への応援を力強く呼び掛けた(台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影)


【連続ドラマ新人賞(戲劇節目最具潛力新人獎)】
チェン・イーヤー(程苡雅)「斯卡羅」(SEQALU:Formosa 1867)

新型コロナウイルス感染のため、授賞式を欠席したチェン・イーヤー(左)。父親(右)が代わりにステージに立ち、「娘は7日間(隔離期間)を過ごさないといけないから」と明るく語ると、会場は笑いに包まれた。(左=2022年10月14日、台北ファッションウイークにパイワン族の伝統衣装で出席したチェン・イーヤー/右=プレスルームで笑顔を見せる父親、2022年10月22日、中央社記者張新偉撮影)
新型コロナウイルス感染のため、授賞式を欠席したチェン・イーヤー(左)。父親(右)が代わりにステージに立ち、「娘は7日間(隔離期間)を過ごさないといけないから」と明るく語ると、会場は笑いに包まれた。(左=2022年10月14日、台北ファッションウイークにパイワン族の伝統衣装で出席したチェン・イーヤー/右=プレスルームで笑顔を見せる父親、2022年10月22日、中央社記者張新偉撮影)

【ミニドラマ作品賞(迷你劇集獎)】
「縁起良き時」(良辰吉時)

架空の街「太平市」を舞台に、街で起こる7日間の不思議な出来事を描いていくブラックファンタジー。ホウ・シャオシェン(侯孝賢)がエグゼクティブプロデューサーを務め、ホアン・シー(黄熙)が監督・脚本を手掛けた。

【テレビ映画作品賞(電視電影獎)】
「台北過手無暝無日」(Do Not Go Gentle in Taipei)

カップルの女性2人がクラブで出会ったミステリアスな1人の男性と一夜を過ごすも、目的が果たせないどころか、全てが変わってしまうーという物語が展開される30分の短編。都会の男女の性を生々しく描いた。監督はワン・イーリン(王逸鈴)。

【ミニドラマ・テレビ映画主演男優賞(迷你劇集/電視電影 男主角獎)】
ウー・ポンフォン(呉朋奉)「降河洄游」

2020年に55歳で亡くなったウー・ポンフォンさん(左=中央社資料写真)が遺作の「降河洄游」で受賞。同作でウーさんは利害関係を巡る闘争に陥る漁師を演じた。チュウ・ピン(朱平)監督(右)が代わりに登壇し、「彼(ウーさん)は完成した作品を見たことはないけれど、私が賞を受け取るのをきっと見ていることでしょう」と話し、客席を感動させた(右=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影)
2020年に55歳で亡くなったウー・ポンフォンさん(左=中央社資料写真)が遺作の「降河洄游」で受賞。同作でウーさんは利害関係を巡る闘争に陥る漁師を演じた。チュウ・ピン(朱平)監督(右)が代わりに登壇し、「彼(ウーさん)は完成した作品を見たことはないけれど、私が賞を受け取るのをきっと見ていることでしょう」と話し、客席を感動させた(右=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影)

【ミニドラマ・テレビ映画主演女優賞(迷你劇集/電視電影 女主角獎)】
ザイザイ・リン(林辰唏、リン・チェンシー)「最初の花の香り」(第一次遇見花香的那刻)

同性愛を題材にした同作で、かつて曖昧な関係にあった高校の後輩との再会を通して新しい自分を見つける主婦を演じたザイザイ・リン。壇上で「この賞を世界中の全てのクィアにささげたい。皆さんがレッテルを取り払い、自由で楽しく自分らしくいられることを祝福します」とエールを送った=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影
同性愛を題材にした同作で、かつて曖昧な関係にあった高校の後輩との再会を通して新しい自分を見つける主婦を演じたザイザイ・リン。壇上で「この賞を世界中の全てのクィアにささげたい。皆さんがレッテルを取り払い、自由で楽しく自分らしくいられることを祝福します」とエールを送った=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影

【ミニドラマ・テレビ映画助演男優賞(迷你劇集/電視電影 男配角獎)】
バイ・ルンイン(白潤音)「悲しみより、もっと悲しい物語 The Series」(比悲傷更悲傷的故事:影集版)
ホアン・グアンジー(黄冠智)「降河洄游」

ミニドラマ・テレビ映画助演男優賞は2人がダブル受賞した。バイ・ルンイン(左)のスピーチの後にホアン・グアンジー(右)の名前が続けて呼ばれたため、予想外の展開に会場はどよめいた。バイ・ルンインは弱冠13歳ながら、堂々としたスピーチを披露。最後に「愛があるから僕たちは存在する。愛は消えない」とのメッセージを伝え、会場を愛で包み込んだ=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影
ミニドラマ・テレビ映画助演男優賞は2人がダブル受賞した。バイ・ルンイン(左)のスピーチの後にホアン・グアンジー(右)の名前が続けて呼ばれたため、予想外の展開に会場はどよめいた。バイ・ルンインは弱冠13歳ながら、堂々としたスピーチを披露。最後に「愛があるから僕たちは存在する。愛は消えない」とのメッセージを伝え、会場を愛で包み込んだ=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影

【ミニドラマ・テレビ映画助演女優賞(迷你劇集/電視電影 女配角獎)】
ルゥルゥ・チェン(程予希)「最初の花の香り」(第一次遇見花香的那刻)

涙を流しながらスピーチしたルゥルゥ・チェン(右)。両親から「こんなに長くやっているのに結果を出していない。転職した方がいいんじゃないか」とかつて言われていたことを晴れやかな笑顔で明かし、応援してくれた家族にも感謝した=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影
涙を流しながらスピーチしたルゥルゥ・チェン(右)。両親から「こんなに長くやっているのに結果を出していない。転職した方がいいんじゃないか」とかつて言われていたことを晴れやかな笑顔で明かし、応援してくれた家族にも感謝した=台北・国父紀念館、 2022年10月22日中央社記者裴禛撮影

【ミニドラマ・テレビ映画新人賞(迷你劇集/電視電影 最具潛力新人獎)】
ルイス・チャン(姜典)「愛的奧特萊斯」

【ミニドラマ・テレビ映画監督賞(迷你劇集/電視電影 導演獎)】
シエ・ペイルー(謝沛如)「悲しみより、もっと悲しい物語 The Series」(比悲傷更悲傷的故事:影集版)

【ミニドラマ・テレビ映画脚本賞(迷你劇集/電視電影 編劇獎)】
エンジェル・テン(鄧依涵)「最初の花の香り」(第一次遇見花香的那刻)

【ドラマ部門撮影賞(戲劇類節目攝影獎)】
リー・チンディー(李清迪)、チョウ・イーウェン(周以文)「おんなの幸せマニュアル2 俗女養成記2」

【ドラマ部門編集賞(戲劇類節目剪輯獎)】
リン・ツーシェン(林姿嫺)「茶金 ゴールドリーフ」

【ドラマ部門音声デザイン賞(戲劇類節目聲音設計獎)】
チュウ・シーイー(朱仕宜)、リウ・シャオツァオ(劉小草)、ツォン・ヤーニン(曾雅寧)「縁起良き時」(良辰吉時)

【ドラマ部門照明賞(戲劇類節目燈光獎)】
ティン・ハイダー(丁海徳)「斯卡羅」(SEQALU:Formosa 1867)

【ドラマ部門美術デザイン賞(戲劇類節目美術設計獎)】
ホアン・ウェンイン(黄文英)、ウォン・ディンヤン(翁定洋)「縁起良き時」(良辰吉時)

【ドラマ部門スタイリング賞(戲劇類節目造型設計獎)】
ホアン・ウェンイン(黄文英)、カオ・シェンリン(高仙齡)「縁起良き時」(良辰吉時)

【ドラマ部門視覚効果賞(戲劇類節目視覺特效獎)】
イェン・チェンチン(厳振欽)「斯卡羅」(SEQALU:Formosa 1867)

【ドラマ音楽賞(戲劇配樂獎)】
ユーディンミー(魚丁糸)「池塘怪談」

【主題歌賞(主題歌曲獎)】
「蚵仔麺線」ヤオ・シャオミン(姚小民)作詞作曲、リンイー(琳誼)歌唱「おんなの幸せマニュアル2 俗女養成記2」

授賞式後に波乱が生じた主題歌賞。当初受賞していた「縁起良き時」の主題歌「I Promise」が完全な書き下ろしではなかったことが判明し、文化部が11月1日、同曲の受賞を取り下げた。新たに「おんなの幸せマニュアル2 俗女養成記2」の挿入歌「蚵仔麺線」の受賞が決まった。

【ドラマ部門革新賞(戲劇類節目創新獎)】
「孟婆客棧」

【人気ドラマ賞(最具人氣戲劇節目獎)】
「火神の涙」(火神的眼涙)

(名切千絵)

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