(台北中央社)台湾高速鉄道(高鉄)は28日、北部・新竹県の新竹駅で、ホームドアを設置する工事の起工式を行った。2028年第1四半期(1~3月)までに全駅での設置を完了させる予定だ。
高鉄では全12駅のうち、台北駅にのみホームドアが設置されているが、乗客の安全をより確保するため、他駅でも導入することが決まっている。
高鉄の史哲(してつ)董事長(会長)はホームドアの設置により、列車を待つ乗客の安全性を大幅に高められる他、乗車秩序の改善や線路内への落とし物防止につながり、運行の安全性向上にも寄与すると説明した。
工事はパナソニック台湾(台湾松下電器)が受注した。総工費は約20億5000万台湾元(約104億円)で、高さ約120センチの透明なタイプが導入される。突風や列車が出入りする際に生じる風圧にも耐えられる設計になっている。
また工事は新竹駅と北部・新北市の板橋駅で優先的に実施し、両駅では今年第4四半期(10~12月)の完成を予定している。その他の駅でも段階的に施工する方針。
高鉄では現行車両の700Tに加え、27年下半期に新型車両N700STを営業運転に投入する計画で、ホームドアは両車種に対応できるとしている。