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台湾の振付家・ワン・ユーグァンさん、英国際賞で最終候補に 劇場ディレクターが称賛

振付家のワン・ユーグァン(王宇光)さん(サドラーズウェルズ劇場提供)
振付家のワン・ユーグァン(王宇光)さん(サドラーズウェルズ劇場提供)

(ロンドン中央社)台湾の振付家、ワン・ユーグァン(王宇光)さんの作品「人之島」(Islands)が、振付芸術に特化した世界有数の施設である英ロンドンのサドラーズウェルズ劇場が主催する国際ダンス賞で、最終候補に選ばれた。ワンさんが最終候補に残るのは、2024年の賞創設以来、2回連続。同劇場のアートディレクター、アリステア・スポルディング氏は中央社に対し、同作は審査員から、近年で最も優れた台湾のダンス作品の一つだと評価されたと明かした。

ワンさんが最終候補に選ばれたのは、キャリア10年未満の振付家を対象にした「ブルーム賞」。同賞は24年、10年以上の経験を持つ振付家による大型作品を対象にした「ローズ国際ダンス賞」と同時に創設され、両賞ともに2年に1度発表される。ワンさんは第1回(25年発表)ブルーム賞でもファイナリストに選ばれていた。

28日に第2回となる今回の最終候補作品が発表され、ブルーム賞では、1次選考に進んだ42作品の中から、「人之島」を含む3作品が選ばれた。

「人之島」はワンさんの「人間関係に関する3部作」の第2部。「人」を軸に、自身の島国での経験を表現した。インドネシアのダンスアーティスト、ダナン・パムンカスさんと互いに挑戦し、対話し合い、自身のアイデンティティーや島との動的関係を問い直すことで、アイデンティティーが形成される過程で島が発揮し得る創造と制約の力を考える内容となっている。英国では24年11月に初演された。

スポルディング氏は、共に島国である英国と台湾の共通点に触れ、島国の人は時に閉鎖的になる一方で、島国の縛りから脱却し、世界に出ることを願う時もあると指摘。「人之島」は自身が住み慣れた島、慣れた視野や枠組みから離れて初めて、人は真に自分を知り始めるのではないかとの思索を提示し、英国でも共感を得るだろうと述べた。

最終候補作品は来年1月下旬から、サドラーズウェルズ劇場傘下の各劇場で上演され、同2月6日に受賞者が発表される。「人之島」は2月2日と3日に上演予定。

(陳韻聿/編集:名切千絵)

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