(台北中央社)南米パラグアイのサンティアゴ・ペニャ大統領が7日から10日まで、台湾を国賓として公式訪問する。頼清徳(らいせいとく)総統は8日に栄誉礼と公式夕食会でペニャ氏の訪台に歓迎の意を表す他、最高位の勲章「采玉大勲章」を授与する。
外交部(外務省)が4月30日、発表した。
ペニャ氏が大統領として訪台するのは2度目で、2024年5月以来、2年ぶりとなる。国賓としての訪問は初めて。ラミレス外相やリケルメ商工相らが同行する。
ペニャ氏は滞在中、複数の2国間協力・交流文書の調印式に立ち会う他、南部・台南市の南部科学園区管理局の視察、台湾科技大学からの名誉博士号授与、台湾に留学中のパラグアイ人学生との交流などを予定している。また、随行するパラグアイ企業の訪問団と共に、林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)主催の歓迎レセプションにも出席する。
中華民国(台湾)とパラグアイは1957年に国交を樹立。パラグアイは台湾が外交関係を有する南米で唯一の国となっている。
外交部は、両国は国交樹立以来、長年にわたって教育や公衆衛生、農業、科学技術などの分野で協力プロジェクトを推進してきたと紹介。外交部として、今後も価値観外交や同盟外交、経済外交の三つを柱とした「総合外交」政策に基づき、国交を結ぶ国の繁栄を目指す計画を引き続き推進し、政府と民間の力を統合して2カ国間の経済交流や持続可能な発展を押し上げ、互恵・共栄のパートナー関係を深化させていくとした。