(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は30日、台北市の総統府で自民党衆院議員の平将明、木原誠二、西野太亮の3氏と面会し、台湾と日本が互いの経済的強靭(きょうじん)性と競争力を高め、共に地域の平和と安定、繁栄を守ることに期待を寄せた。
外交部(外務省)によると、平氏一行は4月29日~5月1日の日程で台湾を訪問。頼総統はあいさつで、今回の訪台は台湾への固い支持が示されただけでなく、協力の機会をより多く発掘することにもつながると歓迎した。
また高市早苗首相が今年3月に米国のトランプ大統領、4月にフランスのマクロン大統領と首脳会談を行った際、国際社会に対し台湾海峡の平和と安定への強い関心を伝えたとして日本政府に感謝した。
経済・産業の分野では、中国のレッドサプライチェーン(供給網)による不当廉売(ダンピング)に対応するため、民主主義国家が連携を深め、信頼性のある、強いサプライチェーンを構築しなければならないと訴えた。その上で、半導体や人工知能(AI)といった重要な戦略分野で協力している台湾と日本は、互いの経済的強靭性と競争力を高めていけばと話した。
デジタル相を務めた平氏は、日台関係は最良の状態にあるとするとともに、サイバー・情報安全保障などでの協力の可能性やポテンシャルが高いと応じた。