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17県市に大雨の特報=気象署 台湾南部では12時間で400ミリ超、道路冠水も

2025/07/28 16:40
冠水により、 半分あたりまで水に漬かった車=南部・嘉義県太保市(読者提供)
冠水により、 半分あたりまで水に漬かった車=南部・嘉義県太保市(読者提供)

(嘉義中央社)中央気象署(気象庁)は28日、低気圧や南西からの風の影響で大雨が降りやすくなっているとし、17県市を対象に大雨に関する特報を出して警戒を呼びかけている。南部・嘉義県では朴子市や太保市で正午までの12時間降水量が400ミリを超えた他、道路や田畑が冠水する被害も出ている。

午後4時15分現在、各県市に出されている特報は次の通り。大豪雨(24時間雨量が350ミリ以上、または3時間雨量が200ミリ以上)=中部・雲林県、南部・嘉義市、嘉義県、台南市▽豪雨(24時間雨量が200ミリ以上、または3時間雨量が100ミリ以上)=中部・苗栗県、南部・高雄市、屏東県▽大雨(24時間雨量が80ミリ以上、または1時間雨量が40ミリ以上)=北部・新北市の山地、桃園県の山地、新竹県、新竹市、中部・台中市、彰化県、南投県、北東部・宜蘭県、東部・花蓮県の山地、離島・澎湖県。

太保市の一部では、冠水により車が半分まで漬かった他、民家への浸水もあった。台南市後壁区でも複数箇所で道路の冠水や民家への浸水があり、住民によれば浸水の深さは50~60センチに達したという。

嘉義県内などを走る阿里山林業鉄路は、大雨の予報を受け、30日まで運休すると発表した。

(黄国芳/編集:田中宏樹)

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影片來源:中央社中部地方組
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