北部・桃園市の桃園国際空港で25日午前11時10分ごろ、旅客機2機が誘導路上で向き合い、動けなくなるトラブルが起きた。旅客機は牽引車などによって駐機場に移動した。乗客や乗員にけがはなかった。交通部(交通省)民用航空局は、管制官が間違った指示を出した可能性があるとして、原因を調査している。
民航局によると、立ち往生したのは海南航空HU7987便と香港航空HX252便で、いずれも桃園空港に着陸し、駐機場に向かっていた。
管制官は、香港航空便を予定とは違う駐機場に向かうよう指示したとみられ、2機が向き合う状態となり、立ち往生したという。
香港航空は、着陸後には管制官の指示に従い走行していたと説明している。