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大規模リコール/リコール投票 全国で33件の違反 有名司会者も取り調べへ/台湾

2025/07/26 22:39
投票先を記した投票用紙を取材中の報道陣に見せた有名司会者で元立法委員の趙少康氏(資料)
投票先を記した投票用紙を取材中の報道陣に見せた有名司会者で元立法委員の趙少康氏(資料)

(台北中央社)最大野党・国民党立法委員(国会議員)24人と元民衆党の新竹市長に対するリコール(解職請求)の賛否を問う住民投票が26日に行われ、内政部(内務省)警政署(警察庁)は投票が締め切られた午後4時までに全国で33件の公職人員選挙罷免法違反があったと発表した。台北市内では有名司会者で元立法委員の男性が、投票先を記した投票用紙を取材中の報道陣に見せたとし、警察の取り調べを受ける見通し。

警政署によれば、投票用紙の破損、用紙の持ち出し、内容の公表が11件、用紙の撮影、携帯電話や撮影機材の持ち込みが15件、選挙運動が7件あったという。

台北市政府警察局大安分局によると、有名司会者の男性は、公職人員選挙罷免法違反で、2年以下の懲役または拘留、あるいは20万台湾元(約100万円)以下の罰金が科される可能性があるとしている。

(黄麗芸/編集:齊藤啓介)

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