(台北中央社)中央気象署(気象庁)は10日、南シナ海で熱帯低気圧が発生し、24時間以内に台風1号に発達する可能性があると発表した。台湾への直接の影響はないとしながらも、12日から14日まで、熱帯低気圧または台風外側の雲の影響を受け、局地的に24時間雨量が80ミリ以上などになる恐れがあるとして注意を呼びかけている。
この熱帯低気圧は10日午前8時現在、時速7キロの速度で西に向かって進んでいる。中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。13日までは中国・南海島に向けて進み、14日には広東一帯に進むとしている。