(台中中央社)中部・台中市大甲区の廟(びょう)「鎮瀾宮」に祭られている航海の女神「媽祖」の巡行が4日夜、始まった。台湾最大規模の宗教行事とされ、9日間で340キロ超を練り歩く。鎮瀾宮によると、初日には延べ60万人の信者らが参加したという。
この日は4連休の2日目で、鎮瀾宮は朝から多くの参拝客でにぎわった。午後には最大野党・国民党の朱立倫(しゅりつりん)党主席(党首)が参拝した他、韓国瑜(かんこくゆ)立法院長(国会議長)は神体をみこしに載せる儀式に参加した。みこしは角笛や爆竹が鳴らされた後、人波の中をゆっくりと進んだ。台中市政府警察局などは約1300人を動員して警備に当たった。
巡行は媽祖の誕生月に当たる旧暦3月前後に毎年行われる。沿道では有志らによって食べ物や飲み物が振る舞われ、グルメ街の様相を呈す。7日には南部・嘉義県の新港奉天宮に立ち寄り、8日に生誕を祝う式典が行われ、13日に鎮瀾宮に戻る予定。