(桃園中央社)南海電鉄と北部・桃園市などでメトロ(MRT)を運行する桃園メトロは3日までに、双方がコラボレーションしたラッピング電車の運行を開始した。沿線の観光スポットなどをPRしている。
桃園メトロによると、ラッピング電車は今年4月に開幕する大阪・関西万博に合わせた取り組みで、南海側の電車は先月25日からなんば―和歌山港・関西空港間で運行。大渓の古い町並みや中壢夜市、拉拉山森林遊楽区などを車体にデザインし、桃園の自然と文化の美しさをアピールしている。一方、3日から運行が始まった桃園側の電車では、台北―老街渓間で通天閣や高野山などを紹介しているという。
桃園メトロと南海電鉄は2017年、桃園国際空港や関西国際空港と共に、沿線観光プロモーションを行い、利用客へのサービス向上と台日交流人口拡大を目指す連携協定を締結。桃園メトロは、今後もさらなる協力や記念グッズを企画し、桃園の都市PRと国際化などに取り組むとしている。