(神奈川中央社)江ノ島電鉄は今月4日、台湾観光をPRする特別ラッピング電車「ビビビビ!台湾ランタンフェスティバル号」の運行を開始した。日本人の訪台旅行促進に期待が寄せられている。
車体は黒をベースに、願い事を書いて空に放つ小型熱気球「スカイランタン」(天灯)や今年の台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)のメインランタンがデザインされた。また台湾の山脈や海岸、道路、鉄道を表現したウエーブがアクセントになっている。
観光署東京事務所の鄭憶萍所長は、各旅行会社が来年2月12日から23日までの台湾ランタンフェス開催に合わせて日本各地を出発するツアー商品を打ち出しているとし、日本人の訪台を歓迎すると呼びかけた。
ラッピング電車は来年3月3日まで運行。来年1月5日までに電車の写真をインスタグラムに投稿すると、台湾往復航空券などが当たるキャンペーンを実施している。ランタンフェスの開催期間中には江ノ電グッズショップなどで、購入者を対象にミニランタンをプレゼントする予定。
江ノ電の関係者は、ラッピング電車の取り組みを通じて、より多くの観光客を呼び込みたいと語った。