(台北中央社)中央気象署(気象庁)は16日午前11時、台風25号が台湾本島最南端ガランピ(鵝鑾鼻)西北西の海上で熱帯低気圧に変わったと発表した。南部・高雄、屏東、恒春半島、東部・台東への影響は小さくなったとしながらも、南部・台南、高雄、屏東、台東では局地的に非常に激しい雨になる恐れがあるとして警戒を呼びかけている。
一部地域に出されていた陸上・海上台風警報は午前11時30分に解除された。
山地では土砂崩れや落石への注意が必要。また高雄や屏東の沿岸部と平野部、恒春半島、北部・基隆北海岸、離島・澎湖、緑島、蘭嶼、馬祖では風速17.2~24.4メートルの突風への警戒を求めている。