(台南中央社)南部・台南市などを走る路線バス3路線で、交通部(交通省)の補助を受けて導入した電気バス18台の運行が始められた。いずれの路線も途中高速道路を走行する。
台南市政府が15日に発表した報道資料によると、電気バスは台湾メーカー「華徳動能科技」が新造した車両で、交通部などから1台当たり700万台湾元(約3200万円)の補助を受けたという。
電気バスの運行が始まったのは、南部・嘉義県の高鉄嘉義駅と台南市の佳里を結ぶオレンジ9番バスとオレンジ9-1番バス、同市の台南バスステーションと同市の麻豆を結ぶオレンジ13番バス。いずれも途中、高速道路の国道1号を走行する。
同市交通局は、今回の投入で同市を走る電気バスは計113台になったと説明。黄偉哲(こういてつ)台南市長は、市内を走るバスのうち4分の1以上が電気バスになったとアピールした。