(高雄中央社)南部・高雄市は今年で市政100周年を迎えるのに合わせ、8月から12月まで「百年好市」と題した記念イベントを実施する。ガイドツアーや講座などを開催し、高雄の魅力を紹介する。
高雄は日本統治時代の1920年に旧名「打狗」から「高雄」に改称。24年12月25日に高雄郡高雄街から「高雄市」に昇格した。
8月には、クルーザーの製造工場見学と乗船体験ツアーや、日本統治時代に建設された建築物「逍遙園」や「旧三和銀行高雄支店」、「武徳殿」を巡るツアー、地方学研究に関する講座などを開催する。
また、門司港を「百年好市」事業の“特別ゲスト”とし、門司港発祥とされる「バナナのたたき売り」の実演を10月5日に哈瑪星台湾鉄道館で行う。当時、門司港では台湾産バナナが大量に荷揚げされていたことから、たたき売りが始まったとされる。また、台湾から船で運ばれてきた「ヒーロー」という設定で門司港に設置されている像「バナナマン」が10月5日から来年1月26日まで同館で展示される。