(台北、南投中央社)中央気象署(気象庁)によると、台湾最高峰の玉山北峰に設置する玉山観測所(中部・南投県、標高3858メートル)で6日午前3時過ぎ、この日の台湾最低気温となる氷点下6.6度を記録し、玉山北峰では霧氷が観測された。南投県と東部・花蓮県にまたがる合歓山武嶺から合歓山観光案内所の一帯では同日朝、一時的にあられが降った。
台湾はこの日、北東の季節風の影響で気温がやや低下し、北部の平地でも各地で17度前後まで下がった。
合歓山であられが降る光景は現地の職員によって動画で撮影され、インターネット上に投稿された。動画は合歓山観光案内所(花蓮県秀林郷)で午前8時ごろに撮影され、約2分間にわたりあられが見られたという。