(台北中央社)中央気象局によれば、21日は各地で暑さが感じられる。台湾本島最南端ガランピ(鵝鑾鼻)東南東に位置する軽度台風(台湾基準)台風2号は台湾からまだ遠く離れており、当面は影響はないという。
21日は中部以北や北東部では雨がぱらつき、それ以外の地域では晴れる。午後は各地の山地や東部で所により一時雨となる。南西風の影響で西部は最高気温が31~34度まで上がり、南部では局地的にこれより上がる可能性がある。東部でも29~30度となる。
22日は前線や南西風の影響で、中部や南部では局地的に一時雨となる。それ以外の地域は日中、晴れて暑くなる。夜は前線が接近するにつれ、北部でも一時的な雨が予想される。23日も前線の影響が続き、西部では雨脚が強まる。
台風2号は21日午前8時現在、ガランピ東南東3420キロの海上にあり、時速13キロで北北西に進んでいる。中心気圧は988ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル。
気象局は、台風2号は今後北北西から北西に進路を変えながら進んでいくとしている。