(台北中央社)8月2日から22日までにインフルエンザ様疾患で医療機関の外来・救急診療を受けた人の数は、延べ28万人1426人に達したことが衛生福利部(保健省)疾病管制署の統計で分かった。羅一鈞(らいっきん)署長は、8月はいずれの週の受診者数も、過去10年間の同期比としては最多になったと明らかにした。
同署の定例会見で郭宏偉主任は、16日から22日までのインフルエンザ様疾患の外来・救急診療の受診者数は延べ9万4340人で、現在流行しているのはA型が中心だと説明。A型の亜型であるH1N1が69.7%を占めているとした。
羅署長は、来週には新学期を迎え、インフルエンザと新型コロナウイルスの双方の感染リスクに直面することになると指摘。9月にインフルエンザの流行が拡大し、10月ごろに収束に向かうとの見方を示した。
また、混雑する場所や空気の流れが悪い場所に出入りする際は、マスクを着用するよう呼びかけた。
さらに、エンテロウイルスの感染リスクも続いているとし、保護者や保育・教育施設の職員らに注意を呼びかけ、幼児や乳児に強い眠気や意識障害、手足の脱力、けいれん、持続性のある嘔吐(おうと)、動悸(どうき)など、重症化の兆候が見られた場合は速やかに大きな医療機関を受診するよう求めた。