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台湾の超党派議員団、アジア太平洋議員連合の総会に出席 他国との「協力」強調

2026/08/26 13:42
アジア太平洋国会議員連合(APPU)総会で台湾を代表し国別報告を行う民進党の陳冠廷立法委員=8月25日、東京(立法院提供)
アジア太平洋国会議員連合(APPU)総会で台湾を代表し国別報告を行う民進党の陳冠廷立法委員=8月25日、東京(立法院提供)

(台北中央社)超党派の立法委員(国会議員)代表団は25日、東京都内で開催されたアジア太平洋国会議員連合(APPU)の年次総会に出席した。出席者らは、各国がさまざまな国際的な課題に単独で対応することは難しく、協力を深化させることが大切だとの考えを示した。

同連合は1965年に岸信介元首相らが提唱して立ち上げたアジア国会議員連合(APU)が前身。APPUとしての総会は今回で54回目で、前回は台北で開催された。

立法院(国会)の報道資料によると、午前に行われた開会式では、代表団の団長を務める野党・国民党の江啓臣(こうけいしん)立法院副院長(国会副議長)が、前回の開催国としてあいさつした。感染症や地域の紛争など、世界的なサプライチェーン(供給網)に影響を及ぼす課題に直面する中、各国が単独で対応することはもはや困難となっているとし、国境を越えた協力を深めることは不可欠だと話した。

午後には国別の報告があり、台湾は与党・民進党の陳冠廷(ちんかんてい)立法委員が代表して発表した。

報告では、地政学的課題やサプライチェーン再編に直面する中、自由で開かれた経済秩序の維持は地域共通の課題になっていると言及。台湾は半導体の受託製造や先端技術で圧倒的な優位性を持っており、世界のテクノロジーとデジタル経済にとって不可欠なパートナーだとした。

その上で、経済やエネルギー安全保障といった複合的な課題に単一の国家が単独で対応するのは困難だと指摘。台湾は今後も理念が近い国々と民主主義に基づくサプライチェーン協力を深化させ、国会などの多層的な交流を通じてAPPU加盟国と共に自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現を目指すと述べた。

総会の休憩時間には、マーシャル諸島やフィリピンの代表団との二国間会談もそれぞれ実施した。

(王承中/編集:田中宏樹)

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