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茶改良場、高い機能性持つ新種の「GABAウーロン茶」開発/台湾

高い機能性を持つ台茶24号「山蘊」(農業部茶・飲料作物改良場提供)
高い機能性を持つ台茶24号「山蘊」(農業部茶・飲料作物改良場提供)

(台北中央社)農業部(農業省)茶・飲料作物改良場が、台湾原生種のチャノキを改良した高い機能性を持つ茶葉、台茶24号「山蘊」を開発した。抗ストレス作用などが期待されるアミノ酸の「GABA」(ギャバ)やテアニンの含有量が既存の市販品より多く、台湾の健康・機能性茶飲料市場の拡大と林業副産物の創出によって山村経済の発展と森林の持続可能な運営を目指す「林下経済」政策の大きな進展が期待されている。

改良場の蘇宗振場長は農業部が14日発表した報道資料を通じ、台茶24号は学術と保全の面で重要な意義があるだけでなく、台湾原生種のチャノキが健康・機能性茶飲料として発展できる市場の潜在力があることが示されたと指摘。GABA含有ウーロン茶の製造プロセスはすでに成熟段階にあり、規格に合った高品質な機能性茶を安定して生産できることが確認されたと述べた。

改良場によれば、台湾原生種のチャノキは固有種で、準絶滅危惧種に分類されている。一般的なチャノキと外観は似ているが高さ約10メートルに成長する小高木で、現在は中部や南部、東部の標高600~1500メートル地点の山地に点在しているという。

台茶24号の開発には、19年にわたる選抜育種が行われ、「台茶」シリーズの中では唯一、純粋な台湾原生種から作られたとしている。また病害虫や環境ストレスにも耐性があり、有機栽培に適しているという。

台茶24号は独特なキノコのような香りに加え、砂糖やいり栗のような柔らかな甘い香りがするのが特徴。主な香気成分の特定にも成功し、茶葉の品質管理の科学的根拠として活用できるとしている。

農業部林業・自然保育署では2019年から「林下経済」政策を推進している。改良場は、生物多様性の維持が図られるだけでなく、台湾の原生種の茶葉を地域経済と環境保全推進の重要な架け橋にさせたいと意欲を示している。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)

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