(台北中央社)台湾で郵政事業を担当する中華郵政は7日、台湾鉄路(台鉄)とコラボレーションした「台湾鉄道列車切手」の第1弾を発売した。台鉄の新時代を担う主力車両6形式がデザインされている。
中華郵政の王国材董事長(会長)は、自社と台鉄はいずれも100年以上の歴史を持つ企業で、遠隔地でもサービスの提供に取り組む責任があり、人々の生活をつなげていると強調。切手の発行は台湾鉄道の発展史を記録するためだと説明した。
イラストは鉄道研究家で台湾師範大学教授の洪致文さんがデザインした。洪さんは、幼少期に切手を収集し、切手デザイナーごっこをしていた思い出に触れ、「夢がかなった」と喜びを語った。
切手の発行に合わせ、関連の絵はがきや中華郵政と台鉄のキャラクターグッズなども販売されている。