(台北中央社)中央災害対策センターは7日午後3時に開いた会議で、台風4号によるけが人が同日午後1時半までの調べで502人に上ったと発表した。死者は2人。
けが人は南部に集中した。台南市で最も多く、241人。嘉義市で98人、嘉義県で68人、高雄市で51人がけがをした。死者2人はいずれも台南市の男性で、停電による人工呼吸器の停止や、強風による倒木が原因で死亡した。
台湾西部で複数の送電塔が被害を受けた影響で、南部を中心に約66万戸が停電した。午前11時時点で、このうち約41万戸が復旧していない。全戸の復旧は8日深夜になる見込み。送電塔の被害は数十年以来の規模だという。