(高雄中央社)安倍晋三元首相の妻の昭恵さんは21日、南部・高雄市の廟(びょう)紅毛港保安堂を訪問し、安倍元首相の銅像に献花した。同廟への訪問は2023年7月以来2度目。台湾の人々による安倍元首相への追悼に感謝を示した。
廟の訪問には陳其邁(ちんきまい)高雄市長や与党・民進党の許智傑立法委員(国会議員)らが立ち会った。昭恵さんはあいさつで「この銅像と共に主人の魂は常に、台湾と共にあると思います」と述べた。また、安倍元首相の在任中の訪台はかなわなかったものの「退任してから必ず来たいと言っていた」と話した。
昭恵さんは20日までに頼清徳(らいせいとく)総統と会食。21日は台南市で行われたイベントに出席して同市の黄偉哲(こういてつ)市長と面会した他、夜には高雄市で開かれた歓迎会に参加した。