(新北中央社)北部・新北市の侯友宜(こうゆうぎ)市長は、市が計画を進めるドーム球場建設の参考のために、13日に東京ドームを、14日にベルーナドーム(西武ドーム、埼玉県所沢市)をそれぞれ視察した。
新北市政府の報道資料によれば、侯市長は西武ドームを視察した際、同ドームでは野球の試合やコンサートが開催されている他、周辺には遊園地やゴルフ場、屋内スキー場が整備されていることなどに触れ、新北市のドーム球場も大勢の人々の需要を満たせるような計画にまとめたいと意欲を示した。
侯市長は西武ドームの視察に併せ、昨年ドラフト4位で埼玉西武ライオンズに入団した林冠臣外野手と面会。“ふるさとの味”として台湾の菓子や飲み物を贈ったという。
この他、14日には神奈川県の黒岩祐治知事を表敬訪問し、新北市が9月に行う防災関連の国際シンポジウムへの同県の参加を呼びかけた。