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プレミア12/台湾代表の優勝、各地でお祝いムード=野球プレミア12 臨時休暇にする大手企業も

2024/11/25 16:23
野球の国際大会「プレミア12」の決勝が行われた24日夜、北部・新北市内で実施されたパブリックビューイングで台湾代表に声援を送る市民ら=新北市で中央社記者黄旭昇撮影、2024年11月24日
野球の国際大会「プレミア12」の決勝が行われた24日夜、北部・新北市内で実施されたパブリックビューイングで台湾代表に声援を送る市民ら=新北市で中央社記者黄旭昇撮影、2024年11月24日

(台北、桃園空港、台南中央社)野球の国際大会、プレミア12での台湾の初優勝から一夜明けた25日、台湾各地はお祝いムードに包まれている。コンピューターセキュリティー大手のトレンドマイクロは、台湾の社員を対象に同日を臨時休暇にすると発表した。

決勝戦は24日夜、東京ドームで行われ、台湾が日本を4-0で下した。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とオリンピックを含む三大国際大会で頂点に立つのは初めてで、歴史的勝利となった。試合のテレビ中継を行った「東森新聞台」は瞬間最高視聴率が10.18%に達したと発表。同じくテレビ中継した「緯来体育台」も視聴率が10%を超えたとしている。インターネットでのライブ配信や各地でのパブリックビューイングも行われた。

トレンドマイクロは、台湾出身の陳怡樺CEOが台湾社員全体の臨時休暇を決めた。中央社の取材に応じた同社社員は、24日夜11時ごろに人事部から休暇を知らせるメールを受け取った時は、フィッシング詐欺か会社のセキュリティーテストだろうと思ったと明かし、このような休みは初めてだと語った。

台南市議会議事堂で、台湾のプレミア12優勝を祝して台湾風フライドチキンなどを用意した国民党の蔡育輝市議(左3)や配布に参加した黄偉哲市長(左2)ら=蔡市議提供
台南市議会議事堂で、台湾のプレミア12優勝を祝して台湾風フライドチキンなどを用意した国民党の蔡育輝市議(左3)や配布に参加した黄偉哲市長(左2)ら=蔡市議提供

南部・台南市議会では25日、国民党の市議が台湾風フライドチキン(鶏排)や卵、アイスクリームなどを準備して議事堂で市民に配布した。配布には民進党の黄偉哲(こういてつ)同市長も加わった。

また、コンビニエンスストア大手4社や一部のスーパーマーケット、飲食店なども優勝記念セールを行っている。

代表チームを乗せた航空機は25日夜、北部・桃園市の桃園国際空港に到着する。同空港の運営会社は、放水アーチを行い航空機を出迎えるとしている。

(呉家豪、葉冠吟、呉睿騏、劉千綾、楊思瑞/編集:田中宏樹)

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