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台湾とオーストラリアの消防士がコラボ 消防署がカレンダー制作

2024/11/07 17:12
コラボカレンダーを手に笑顔の台湾とオーストラリアの消防士たち
コラボカレンダーを手に笑顔の台湾とオーストラリアの消防士たち

(台北中央社)内政部(内務省)消防署(消防庁)が、台湾とオーストラリアの消防士がコラボレーションしたチャリティーカレンダーを制作した。防災や災害救助に関する交流の一環で実現したもので、面白みや社会的意義が込められている。

カレンダーは、台湾とオーストラリア双方合わせて12人の消防士がモデルになった。台湾の消防士はクイーンズランド州政府が台湾に設ける貿易投資事務所の招きを受けて渡航し、ゴールドコーストで撮影した。ホースや工具などを持ち、日頃から火災と戦う消防士の姿と苦労を表現した。

6日に開かれた記者会見で消防署の蕭煥章署長は、2019年から複数回オーストラリアの消防士を台湾に招き、防災や自治体運営に関する議題などで交流を図っているとした上で、今年は3月に台湾の消防士6人がオーストラリアで災害救助の経験を語るなどしたと説明した。

会場にはモデルとなった消防士らも登場。台北市政府消防局の陳冠勛さんは、忘れられない思い出になったと感想を語った。オーストラリア側の消防士は、モデルは消防士になるよりも難しかったとおどけた。

消防署は、今後も多方面での積極的な交流を通じて両国の友好関係を深めるとともに、防災や消火・救助活動でさらに多くのエネルギーを投入し、市民の命と財産を守りたいとした。

消防署では、フェイスブックやインスタグラムの関連投稿にコメントした人の中から抽選で計20人にカレンダーをプレゼントするキャンペーンを実施している。

(黄麗芸/編集:齊藤啓介)

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