(台東中央社)1日午後9時25分ごろ、東部・台東県に設置された東部海岸国家風景区管理処のライブカメラが、太平洋沖の上空で火の玉が落下する様子を捉えた。中国が打ち上げたロケットの一部ではないかとの声が上がっている。国防部(国防省)は同日、中国のロケットは大気圏外を飛行したとし、台湾への影響はないとの見方を示した。
映像には、オレンジ色の光が、時折強く輝きながら海に向けて落下する様子が写っていた。国防部によれば、中国は同9時14分、四川省の西昌衛星発射センターから衛星を搭載した運搬ロケットを打ち上げたという。