(花蓮中央社)東部・花蓮県豊浜郷は26日、大分県九重町と連携・協力に関する覚書を結んだ。双方は今後、文化や教育、芸術、経済などの分野で交流や協力を進める方針だ。
覚書は九重町の日野康志町長が昨年12月に豊浜郷を訪れたことがきっかけとなり、台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処の陳銘俊(ちんめいしゅん)処長(総領事に相当)が間を取り持って締結した。
豊浜郷の邱福順郷長は、新型コロナウイルスによる渡航制限の解除後、台日交流は以前に増して盛んになったと強調。4月に台湾東部沖で起きた地震の際に日本人が花蓮のため募金を集めたことは台日友好関係の表れだとした。
また「九重町の有事は豊浜郷の有事だ」などと語り、豊浜の海岸の絶景をより多くの日本の人々に紹介でき、豊浜の人々もさらに多くの世界の人々と友達になれればと述べた。