(台北中央社)労働部(労働省)は5月30日、最新の職種別給与調査結果を発表した。平均月給では航空機のパイロットが約31万5千台湾元(約152万5千円)となり、全職種で最高となった。保険数理士は約20万5千元(約99万円)、医師は約17万1千元(約82万8千円)、船舶運航管理者(水先人を含む)やプロスポーツ選手は10万元(約48万4千円)超だった。
調査は工業やサービス業などを対象とし、各職種のフルタイム労働者数や2023年7月時点の平均月給、22年時点の年給などをまとめた。
昨年7月末時点の工業・サービス業フルタイム労働者数は約802万7千人。工業労働者は約339万1千人で、そのうち製造業が約283万6千人で全体の83.6%を占めた。サービス業は約463万6千人だった。
23年7月時点の平均月給では、管理監督者が約7万7千元(約37万3千円)が全職種で最高となり、専門人材の約6万4千元(約31万円)が続いた。また各職種の給与額は、技術レベルとの相関性が見られたとしている。