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台北の飲食店で食中毒 饒河店の客からは原因物質不検出 信義店と関係なしか/台湾

2024/03/31 19:21
利用客2人の死亡が出た台北市内の飲食店
利用客2人の死亡が出た台北市内の飲食店

(台北中央社)台北市内の飲食店「宝林茶室」で食事をした複数の客に相次いで食中毒症状が現れている問題。これまでに信義店(信義区)の客29人と饒河店(松山区)の客2人の計31人が症状を訴え、うち信義店の客2人が死亡した。衛生福利部(保健省)の王必勝政務次長は31日、信義店の患者は症状が比較的軽い4人を含む12人から食中毒の原因と見られるボンクレキン酸が検出された一方、饒河店の患者からは検出されなかったと明らかにし、2店の関係性はおおよそ排除できるとの見方を示した。

食中毒症状は19日から24日にかけて、ライスヌードル料理を食べた客などに現れている。

強い毒性を持つボンクレキン酸は、30日までに死者2人と重症者6人全員の計8人から検出されていた。31日、新たに入院していない患者4人からも検出された。ボンクレキン酸が検出されたのはいずれも信義店の客。王氏によると、検査結果待ちの患者や検査に応じていない患者もいるという。

同部が31日午後5時半に発表した統計によると、現在、8名の患者が入院しており、うち5人が集中治療室に入っている。

(曽以寧/編集:田中宏樹)

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