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台湾の居留許可取得の香港人、5年間で約4万6千人 大陸委、審査通過率は97%超

2023/12/20 18:34
台北市内でデモ行進する在台湾香港人ら(2022年撮影)
台北市内でデモ行進する在台湾香港人ら(2022年撮影)

(台北中央社)内政部(内務省)移民署の統計で、2018年から今年10月末までに台湾の居留(長期滞在)許可を取得した香港人は4万6564人に達したことが分かった。台湾で対中政策を担当する大陸委員会の関係者は19日、香港人が申請した居留許可の審査通過率は97%以上に達していると明らかにした。

内政部の統計によれば、同期間に台湾の居留許可を取得したマカオ人は6191人。台湾の「定住」許可を取得した香港人は8132人で、マカオ人は913人だった。

台湾と香港の交流を促進する財団法人台港経済文化合作策進会はこの日、台湾で暮らす香港人を支援する座談会を台北市で開催。30人以上の香港人が出席した。

同会の秘書長で、大陸委香港・マカオ・モンゴル・チベット処の盧長水処長は席上、移民は人生の大きな決断だとして政府は台湾で活躍しようとする移住者一人一人を歓迎し、重視すると語った。関連の部署が厳格な審査を行うことについては、台湾の自由と民主主義、開かれた制度と環境を守るためで、全ての移住者が台湾で安全に安心して暮らせるようにしていると説明した。

また就労や就学目的で居留し、定住の申請ができない人を除き、一定の条件を満たして定住許可を取得した人の審査通過率は75%近くに達しているとした。

(李雅雯/編集:齊藤啓介)

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