(台北中央社)中央感染症指揮センターは27日、台湾で新型コロナウイルスの新たな国内感染者7577人を確認したと発表した。前の週の同じ曜日(20日)に比べて約35.8%減少し、昨年4月26日(6295人)以来、10カ月ぶりの低水準となった。死者は44人だった。
新規国内感染者が1万人を下回るのは昨年4月27日(8822人)以来。
指揮センターの羅一鈞報道官は報道陣に対し、25日から始まった4連休の影響で、一部の医療機関で届け出が遅れているために感染者数が減少した可能性があると指摘。連休明けの来月1日や2日には感染者数が再び増える見通しを示した。28日も同様の数値であれば、連休明けの1日当たりの新規感染者数は1万9000~2万人前後になる見込みだとしている。
海外に行動歴がある輸入症例は168人確認された。
台湾内の累計感染者数は1003万3108人、死者は1万7908人になった。