特急脱線から1年 遺族が事故現場で犠牲者49人を追悼/台湾

2022/04/02 15:01
事故現場で犠牲者を追悼する遺族ら
事故現場で犠牲者を追悼する遺族ら

(花蓮中央社)乗客乗員49人が亡くなった台湾鉄路管理局(台鉄)の特急タロコ号脱線事故から2日で1年を迎えた。東部・花蓮県の事故現場では発生時刻に合わせて40人余りの遺族らが犠牲者に祈りをささげた。

事故が起きた午前9時28分45秒には台鉄の全列車が30秒間警笛を鳴らして犠牲者を追悼。現場では事故を起こしたタロコ号と同じ列車番号の列車が一時停車した。

キキョウの花や犠牲者が好きだったおもちゃなどを手にした遺族は、涙を流したり、そばにいた人と抱き合ったりした。台鉄職員に「金は返すから息子の命を返してくれ」と詰め寄る男性もいた。

事故は列車が線路近くの斜面から落ちてきた作業車と衝突したことで起きた。台鉄花蓮運務段(機関区)の呉金添段長は報道陣の取材に応じ、事故後に工事現場の防護対策を施した他、周辺7カ所に自動警戒システムを設置したと強調。落下物を検知した際に運行中の列車のブレーキが自動でかかる仕組みの試験を行っていると語った。

台鉄では午後7時から北部・台北駅で追悼音楽会を開く予定。

(張祈、汪淑芬/編集:齊藤啓介)

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影片來源:CNA-南部地方組
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