(台北中央社)台湾で新型コロナウイルス対策を担う中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は17日、ウイルスの潜伏期間が短くなっているとし、14日間としている検疫期間を短縮する方向で検討していく方針を示した。専門家と協議し、海外の状況もみて判断するとしている。
午後の記者会見で述べた。変異種「オミクロン株」について、感染力が強いとし、感染対策を改めて呼び掛けた。その一方で、社会との接触を完全に断つのではなく、リスクを抑えながら正常な社会生活を送っていくことが必要だとの見解を示した。
また、台湾では正常な生活が維持できているとし、世界でトップレベルに感染が抑えられていると指摘。今後もこの状況を維持するために努力を続ける姿勢を見せた。