(台北中央社)台湾では来月から8月にかけて、防空演習と災害救助演習を統合させた「都市強靭(きょうじん)性演習」(全民防衛動員演習)を11県市で実施する。総統諮問機関、国家安全会議の林飛帆(りんひはん)副秘書長が19日、明らかにした。定例軍事演習「漢光演習」との連携を高め、各都市2日間の日程で行う。南部・嘉義県と屏東県では、無人機での物資輸送に関する演習を初実施する。
総統府の全社会防衛強靭性委員会第7回委員会議で報告した。
今年の全民防衛動員演習は「図上演習」と「総合実動訓練」に分け、図上演習は制度化、科学化、無脚本化を採用。総合実動訓練は、場所をあらかじめ指定した従来の訓練を脱却し、動員命令が下されてから反応するという形を取り、より実際に即した演習を行う。
漢光演習の図上演習は来月10日から24日まで、実動演習は8月5日から14日まで実施される。これに合わせ、4月から7月まで7県市で全民防衛動員演習と重要インフラ施設防護演習を行う。8月には4都市で漢光演習と併せた地域横断型の合同演習を行う他、全国で防空避難演習を実施する。
全民防衛動員演習と重要インフラ施設防護演習は、図上演習と実動訓練を1日ずつ実施する。
防空演習は8月7日から13日にかけて、南部、中部、離島、東部、北部の5地域に分けて順次行われる。
各県市の全民防衛動員演習の実施日程は次の通り。彰化県=4月22、23日▽苗栗県=5月13、14日▽新竹県=5月20、21日▽嘉義県=5月27、28日▽桃園市=6月3、4日▽雲林県=6月24、25日▽南投県=7月1、2日▽高雄市・屏東県=8月6、7日▽新北市・宜蘭県=8月12、13日